志とは

こんにちは。今日は「志とはなにか・志をどうやって見つけていったらいいのか」そのお話をしたいと思います。志ってね、その種は生まれて来た時にあるんですね。本当に小さいころからその種が芽生えている。例えば人を助けたいとか癒したいとか物事を作り出したいとか改革したいとかそういった行動傾向ですね。動詞で表すことができる。そういうものが自分の人生の中に、本当に小さい時からそれが埋め込まれている、それを表現して生きている。それを的確に捉えると、志の種に芽が吹くんですね。

友人の話

例えばですね、28回も職を変えた友人がいるんですよ。その友人は何をしているのかというとコーチングなんですビジネスコーチング。しかも経営者やそれから会社幹部そういった人たちのコーチングをしている。でね様々な仕事してるんですよ。ある時は塾の講師・トラックの運転手・コンビニの店員や本屋の店員までやった。色んな仕事をやり続けている。だから「僕にはそんな人生でやり続けていることなんか無い」と。「行動傾向なんか無い。どうしても共同傾向があるっていうんだったら色んな転職をしてきたことが僕の志ですから」とそういう風に言うやつがいたんですけどね。
「いやもうちょっと見てみようよ。色んな職場転々とした、でもその中で共通してやっていたことないか」と。そしたらね、こう言いました。
「あ、そういえばどの職場でも相談された」って言うんですよ。で、「僕は相談に乗っていた」と。長く居る所は社長からも相談受けたし、ある時は社長の家族からも相談を受けたって言うんですよ。「相談を受けて相談に乗る」それを自分の人生で貫いているって言うんですよ。

ある女性の話

それからね、こんな女性がいるんですよ。私は大学を卒業するまでは自分の人生の中で貫いてきた行動傾向、それがあったと。
何かというと、「私はニュースキャスターになりたいとずっと思ってたんです。だから小学校も放送部に入り、中学校も放送部、高校も放送部そして大学も放送部。一生懸命勉強したんだけどもテレビ局の試験に落ちて、そして結局ニュースキャスターになれませんでした」と。で、「私はずっとやってきたことがあったんんだけどもう今では自分は人生のやりがいを失ってしまった。これからただ結婚して子供を育てるくらいですかね」って彼女言うんですよ。
で、じゃあ今どんな仕事してるのって言ったら、「会社の秘書をしています」と。私の会社の経営者は何言ってるかわからない。情熱はすごくあるんだけど、でも私はその社長の言うことを聞いて何を言いたいのかというのを的確に自分で判断してそしてそれを役員に伝えていますと。そしてはっと気が付いたんですね。「あ、放送部の時もそうだった。自分が大切だと思うニュースを的確に捉えてそして自分の言葉でみんなに分かりやすく伝えていた」そういう風に言うんですね。
その彼女は社長の秘書から今度は総務部に移りました。総務でも同じことをやってるんです。総務という部署は会社で決められたことを各部署に伝える役目っていうものがあるんですね。それもやっぱり彼女は何が決まったことでポイントなのかを的確に捉えて各部署に伝えている。
そういった志の種が誰にもあるんです。そしてその志の種を見つけたらちょっとウキウキしてきて本当に自分が人生を貫いているものが見つかった喜びそしてエネルギーがすごく湧いてきます。
疲れない、疲れても寝たらすぐまた回復して明日が楽しみになる。朝が楽しみになる。そういう志の種があなたの中に眠っている。

実験

ちょっとね、実験をしてみたいと思うんですよ。オーリングテストって聞いたことありますか？ちょっと来てくれませんか？ここに若い大学生がいるんですよ。ちょっとその大学生に来てもらいましょう。
オーリングテストっていうのは、ＮＹのお医者さんDr.オオシマさんっていうのが発明をしたんですよ。これねなんと特許になってるんですよ。ちょっとやってみますね。
「これオーリング、オーって作ってくれませんか？オーって。これオーリングです。そしてこのオーリングは自分にとって良いものは力が入る。そして自分にとって良くないものは力が入らないんです。普通にやってみてグッて力入れてみてください。力入れて。力入りますね。自分が本当に嫌いなもの何？」「セロリです」「セロリ思い浮かべて、そしたら力入りませんね」「ああ入らないです」「好きなものは？」「ラーメンです」「ラーメン、どうですか？」「うわあ入ります。入りますね」「あなたの人生の行動傾向なに？ずーっとやってきた例えば動詞で表すと育てるとか美しくするとか変革するとか、美しいものを伝えるとかいろいろあるじゃないですか。自分の志の種、行動傾向、何が自分の人生を貫く行動傾向だと思いますか？」「そうですね、えー新しいものを見ることですかね」「そして新しいものを見るだけじゃなくてそれを伝えたくないですか？」「そうですね」「じゃあオーリング作ってみてください。新しいものを見ることが嫌いですって言ってみて」「新しいものを見ることが嫌いです」「力入らないね」「はい」「新しいものを見て、それを伝えるみんなに伝えることが好きです」「新しいものを見て、それ伝えることが好きです」「どうですか？力入りますよね」「入ります」「つまりエネルギー湧くんですよね」「湧いてきますね」「はい、ありがとうございます」「ありがとうございます」