2 志望動機が持つ大きな力
重要なポイント
志望動機という言葉の意味とその言葉が持っている強い力を実例を上げて説明します。
志動機とは
みなさんこんにちは。志望動機という言葉聞いたことはありますか?志を望む動機と書く。
志を望むというのは、自分の志から人生を生きていく。それが、志望。志を望むそういう思いで人生を過ごしていく。これが志動機ですね。でね、志動機というのはどんなパワーがあるのか、その話をみなさんとお話ししたい。
三浦雄一郎さんの話
三浦雄一郎さん、若いときはエベレストからパラシュートを使って滑空するとか。それから80歳になってなんとエベレストの頂上まで登った。80歳になってですよ?どうしてそんなエネルギーがあるのでしょうかね。
雄一郎さんには志があったんです。「冒険を通して世界中の人達を勇気づける」これ雄一郎さんの志です。
私は同志と共に志教育プロジェクトというのをやっています。西暦2020年までに世界200ヶ国・1500市町村で志教育を実現する。で、その設立パーティーに三浦雄一郎さんが81歳の時に来ていただきました。
だいぶお年なんでホテルの廊下で私待っていたんです。そうすると遠くの方から、雄一郎さんがこっちに歩いてきた。そしたらねもうこんなヨタヨタしてるんですよ。私その時に瞬間的にさすがの三浦雄一郎さんも年には勝てないとそういう風に思いました。
近くに寄ってこられた時にそして控室に入った時ガチャガチャ音がしているのに気が付いたんですよ。「そのガチャガチャ音してるの何ですか?」って聞いたの。
片足に5kgずつの重りを付けて、背中に20kgの重しを背負ってるんだと。もう一回エベレストに登るために身体を鍛えてるんだと。
みなさんどうですか?あなたも5kgずつの重しを付けて、背中に20kgのさらに重しを付けていろんなところに出かけて行きますかね。それ凄まじいですよね。
そしてそれが丁度志教育プロジェクトの発足会が6月で8月には心臓手術をするって言うんですよ。そんな重たいものを持って歩ける人が心臓手術なんて普通は必要ない。ところがもう一度エベレストに登るためにそれに耐えられる心臓にする。そのために手術を受けるんだって言うんですね。
で持っていく荷物は1gでも軽くしないといけない。そして軽くなってももっと強くならなければならない。例えばテント軽ければ軽いほど良いですよね。そしてどんな例えば風速50mとかそういう風速にも耐えられるようなテントではなければならない。そんなこと一人で三浦雄一郎さん出来ないですね。その志のために沢山の人がチームに加わる、そしてそれぞれの専門家が工夫をしていく訳ですよ。想像力が生まれていく。そしてねあらゆる工夫を重ねてチームが一丸となってそしてエベレストを登頂に成功するためのチームが出来上がる。
そしてですね、エベレストの登頂する最後の休憩所で雄一郎さんはお茶をたてて抹茶をたててそして飲んでそして頂上に上がったんですね。1gでも軽くしなきゃいけないのに抹茶茶碗に茶杓に茶筅にそんなものでわざわざ重くしてた訳ですよ。
なぜそんなことをしたのか?それは雄一郎さんは世界の人々を勇気付けるその前に日本人であって日本の人も力付けたいと、だからお茶をたてて飲んでそして頂上に登ったんですね。
最後に
驚くようなことを志を持つと成し遂げることが出来る。あらゆる工夫、みんなと働くそしてみんなを動かしていく、そういったあらゆる力、人の能力を開花させるようなそういう働きがあるんですね。
みなさんも志を見つければ、そういった能力がムクムクと現れてきます。
あなた独自の志望動機を見つけよう。
志望動機を作る